藤田わへい 京都水彩画通信のブログ

京都在住の水彩画愛好家藤田わへいのブログです。水彩画や日常生活を発信しています。

食と絵は通ずるか?

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温暖化と言われながら厳しい寒さが続く京都です。
スケッチに行くのも気が乗りませんが、凍えたあとの楽しみもありますので行って来ました鴨川へ。

気温は夕方で4度。体感温度はもっと下。それでも三条大橋から見ると鴨川べりはご覧のとおり。
先斗町の歌舞練場も東華菜館も美しいです。
みんな元気だなあーと横目で見ながらちょっとだけスケッチをしました。
案外冬の鴨川あたりもきれいです。で、さっさと撤収。このあとが楽しみでしたから。

ここ最近、とにかく魚が美味しく思う様になってきました。
旬の時期という事もありますが、たぶんライフスタイルがそうさせているのでしょう。

夜は腰を据えますので、いろんな種類の物を少しづつ食べられる魚料理の方が理にかなっています。
するとおのずと日本酒も美味しいと思う様になって来ます。

不思議なもので味覚がそうなると絵のモチーフも変わって来ます。
甘鯛の絵が描きたいから甘鯛を食べるのではありません。美味しいから描きたくなるのです。
絵のモチーフは、その人の生活に合致しているのだと思います。
取りも直さずそれは、自然体で絵を描けているのだなあと。

西洋料理が好きな作家さんはワインボトルを、大自然の心地よさが好きな方は風景を、動物が好きな人は動物園で写生を…。
肩ひじ張らずにいると、必ずいい絵が描けると信じています。
とまあ、そんな訳です。

さてお楽しみの今日の晩ご飯は、山科区にある友人の割烹料理屋「竹内」。
大将の料理もさることながら、かみさんのMちゃんの屈託ない笑顔がいつも心地いいお店。
てっさ、ふぐのひれ酒、ぐじ、牡蠣などを頂きながらゲラゲラワイワイ。
最近はカニ、ぐじ、ふぐ、鯛を描きました。今度は牡蠣も描こうかな。
やはり食は絵に通ずる…と思います。