2015-01-31 祇園祭の鯉山御神体描いたよ アトリエ画 水彩画全般 日本三大祭りの一つ「祇園祭」。絢爛豪華な33基の山鉾に圧倒される。鯉山のご神体は、江戸時代の名工左甚五郎作の檜の一刀彫の鯉。350年の時を経ても朽ちる事無く躍動する姿は怖ささえ感じる。 山鉾の中で一番好きなのが鯉山。中国の故事。黄河の上流に龍門(りゅうもん)という峡谷があり、激流のため普通の魚はここを登る事ができない。しかしここを登りきれた魚は龍になると言われたそうな。転じて鯉山は登竜門とも呼ばれ、立身出世の象徴とされる。こんな故事ならではの言い回し。神秘的で好きだなあ。