藤田わへい 京都水彩画通信のブログ

京都在住の水彩画愛好家藤田わへいのブログです。水彩画や日常生活を発信しています。

つがいのスズメ描いたよ

桜も散ったが天気がいい。さて何を描こうか…。
ぶらっと近所の山科川べりを自転車で走る。
チュンチュンと元気良く遊んでいるのはスズメ。
つがいかな?二人仲良くこっちを見ている。
いたずらっ子の顔をしている方がぼくは好き。
さあ元気に遊んでおいで!

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鯛のかぶと煮描いたよ

一年を通じて一番良く食べるのは鯛。
ぐじも、のどぐろも美味しいがさすがに冬を過ぎるとお目にかかれない。
焼いて良し、煮て良し、生で良し。鯛は日本の風土に良く似合う。

なじみの料理屋でこの日、大鉢に盛ってあったのはかぶと煮。
あら炊きとも呼び、ゴンボ(牛蒡)と一緒に甘辛く炊くのが京都流。
見た目はさておき、味は絶品。
ぼくは見た目もいいと思うので煮炊きした魚は良く描きます。

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(水彩画の描き方…のページでメイキングを載せておきましたのでご覧下さい!)

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藤田和平水彩画展を開催します(京都)

風景、静物、生物などいろんなモチーフを描いています。今回は50点ほど出品します。

ホームページで発表している作品達です。一度ご覧下さい!

京都水彩画通信

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藤田和平水彩画展---趣味の水彩画とスケッチ画---
2015年5月5日(火)〜10日(日)
am11;00〜pm6:00 最終日はpm5:00閉廊。

ギャリエヤマシタ2号館2F
〒604-8081 京都市中京区寺町三条上ル西側

みなさん来て下さい!

モリアオガエル描いたよ

近所のタバコ屋の軒先でツバメが巣作りを開始した。子供の顔が見えたら描きたい。 個展に間に合うかな?風景より動物の方が好きだなあ。で、モリアオガエル

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鶏-左目描いたよ

個展前にもう一作。鶏描きました。500×250の横長ワイド。特殊なサイズなので額装代がかなりかかる…。

 

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友人によると騙し絵の様に見えるらしい。カブト、ホタルイカ、リス、アケビ等々。
ちゃんと鶏です。顔のUPを貼ります。

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菜の花描きました

やっと春が来た。天気もいい。自転車で中書島の酒蔵を目指す。
まだ肌寒く桜はまだだが、菜の花がいっぱい咲いている。

松本酒造の横に流れる東高瀬川の堤防沿いは絵を描いている人でいっぱい。
絵画サークルの人たちかな?
皆さんの真剣さに圧倒されたので自転車でスゴスゴ南下。

誰もいない川辺に一輪の菜の花。
今日はこれだけ描いて帰ろう。
春はそこまで来ている。

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京都五条楽園の梅湯

京都市内の夏場のスケッチ散策では、帰りに五条楽園の梅湯によく立ち寄る。
五条楽園は昔の遊郭跡で、かつてはアンダーグラウンドな街。絵のモチーフだらけ。

水風呂にかかる桟橋の下にもぐってクールダウン。我が青春の銭湯だ。
その梅湯が今年になって廃業。何とその後を湊 三次郎さんという青年が単身で引き継ぐと言う。

彼は京都外大の銭湯サークルの初代会長。中古の軽自動車が買えるだけの資金を投入し単身で借り上げ、他府県で廃業する銭湯の道具をもらいながら手弁当で復興するというニュースをツイッターで知って、いてもたってもいられず、ボランティアの助っ人として名乗り出た。

絵描きのぼくに絶対必要なもの…。筆と紙と銭湯。その銭湯が困っていたら駆けつけるのはせめてもの街への恩返し。街で絵を描き、街に育てられたぼくなりの決意。

人手が足りない旨を友人のT君に話すと、彼も快諾してくれて、二人でバイクに乗って駆けつけた。
梅湯はもはや廃墟状態。畳の下や押し入れからは明治時代のカビの生えた新聞紙がゴロゴロ出て来る状態。ボイラー室や脱衣場はゴミとほこりの山。ここまで二週間。彼の決意と努力は一目で分かった。

ほこりにまみれながらも心地よい疲れがぼくを襲う。大上段に構えているのでは無く、ちっぽけな力ながらも彼に、そして街にささやかな恩返しが出来る事に喜びを感じた。

復興オープンまであとしばらくはかかるだろう。
ぼくはそれまでにぼくなりに出来る事を考え、力になりたい。
初対面の彼とのこれからの友好。街への恩返し。

そして京都で絵を描き、また梅湯に入れますようにと…。

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