個展開催します
藤田和平水彩画展のお知らせ
この度「趣味の水彩画とスケッチ画」と題し、公式サイトで発表しています「野外スケッチ」と「アトリエ画」から、40点あまりの作品を展示します。
全作品、額装して販売もいたします。入場は勿論無料です。
京都市内中心部ですのでお出かけの際にぜひお立ち寄り下さい。
本人の在廊予定は当サイト【個展のお知らせ】及びツイッターでご確認下さい。
■2015年5月5日(火)〜10日(日)
■am11;00〜pm6:00 最終日はpm5:00閉廊。
■ギャリエヤマシタ2号館2F
〒604-8081 京都市中京区寺町三条上ル西側
地下鉄京都市役所前駅5、6番出口からアーケード街すぐ
TEL 事務所 075-231-6505 画廊直通 075-241-7600
ごあいさつ
この度個展を開催する事になりました。
好きな事を続けて来て、好き勝手に描いたもの達ばかりですが、未だ途上のぼくなりの一つの答えだと思っています。
絵に押している雅号印は「長生未央」。
人生未だ道なかば…という意味です。
歩く、見る、描く…。
これまでもこれからも志は同じです。
通過点を見て頂ければうれしいです。
ふじた わへい
ブラシホルダー出来ました!
フィールドスケッチ用にブラシホルダーが欲しくて、友人のアーティストW女史に注文する事に。
彼女はとても器用で、自身の筆入れもお手製。捨てる服の生地をリサイクルして上手に作っている。
そんな彼女の感性がアーティスティックだ。
で、ぼくの愛用の筆のサイズと本数を伝えオーダー。
彼女は多忙で、結局注文から3ヶ月半後の昨日完成した。
色やパーツはお任せだったけれど、綿製2色使いで真鍮のボタン付き。
おまけにぼくのサインの刺繍入り。手触りや機能性も良く大満足。
筆入れは買いに行けばいくらでもある。
でもこうして小さなキャッチボールの末に出来た物は、一生の宝物となる。
ハンドメイド品の楽しみ方は、完成物からそのプロセスを楽しむ物だと改めて思った。
ありがとうW女史。
ステッチはわざと歪めたんだよな。オシャレじゃないか!
白川行者橋描いたよ
東山の知恩院と鴨川の間に流れる「白川」を古門前橋から北の比叡山を望む風景。
有名な一本橋を包む柳並木が美しく観光の穴場スポット。
西岸には、かつて「東の錦市場」と呼ばれた古川町商店街がある。
来歴満載の地でもあり、観光客は絶えない。
この先には明智光秀の首塚があり、お参りすると頭部の病気が良くなるとか。
さて一本橋。別称「行者橋」と呼ばれ、天台宗比叡山の修業の中でも最も過酷な荒行である「千日回峰行」を終えた行者が京都に入洛する際に最初に渡る橋とされている。
映画のシーンにも度々登場するのでご覧になられた方も多いはず。
現在の橋は1907年に架けられたもので、長さ12m幅60cmの細いもの。
近所の子供はランドセルを背負って走って渡っているが、普通の人なら足がすくむ。
ぼくはビビリながらゆっくり渡りました。
遥か比叡山を望むこの場所を調べると、応仁の乱の大火により京都人は火を嫌う。そのため「ひえいざん」から「ひ」を取って「叡山(えいざん)」と読む。とか、この川の川底の砂が白色だった事から「白川」になったなど、故事来歴に事欠かない。
勿論この古門前橋の真東には知恩院門前があり、360度どこを見渡しても美しく、この日もアマチュアカメラマンやカルチャーセンターのスケッチ教室のご一行もたくさんおられた。
ここへ伏見区の自宅から自転車で来れるので、水彩画愛好家としては恵まれているんだなあと改めて思う。
スケッチ散策をする度、京都に住んでいて良かったと思うぼくです。
食と絵は通ずるか?
温暖化と言われながら厳しい寒さが続く京都です。
スケッチに行くのも気が乗りませんが、凍えたあとの楽しみもありますので行って来ました鴨川へ。
気温は夕方で4度。体感温度はもっと下。それでも三条大橋から見ると鴨川べりはご覧のとおり。
先斗町の歌舞練場も東華菜館も美しいです。
みんな元気だなあーと横目で見ながらちょっとだけスケッチをしました。
案外冬の鴨川あたりもきれいです。で、さっさと撤収。このあとが楽しみでしたから。
ここ最近、とにかく魚が美味しく思う様になってきました。
旬の時期という事もありますが、たぶんライフスタイルがそうさせているのでしょう。
夜は腰を据えますので、いろんな種類の物を少しづつ食べられる魚料理の方が理にかなっています。
するとおのずと日本酒も美味しいと思う様になって来ます。
不思議なもので味覚がそうなると絵のモチーフも変わって来ます。
甘鯛の絵が描きたいから甘鯛を食べるのではありません。美味しいから描きたくなるのです。
絵のモチーフは、その人の生活に合致しているのだと思います。
取りも直さずそれは、自然体で絵を描けているのだなあと。
西洋料理が好きな作家さんはワインボトルを、大自然の心地よさが好きな方は風景を、動物が好きな人は動物園で写生を…。
肩ひじ張らずにいると、必ずいい絵が描けると信じています。
とまあ、そんな訳です。
さてお楽しみの今日の晩ご飯は、山科区にある友人の割烹料理屋「竹内」。
大将の料理もさることながら、かみさんのMちゃんの屈託ない笑顔がいつも心地いいお店。
てっさ、ふぐのひれ酒、ぐじ、牡蠣などを頂きながらゲラゲラワイワイ。
最近はカニ、ぐじ、ふぐ、鯛を描きました。今度は牡蠣も描こうかな。
やはり食は絵に通ずる…と思います。